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ZERO.1 JRに入会して

「本格的にレースをやってみたい!」
そう言い出した小学校1年生の娘。

「どのレーシングチームに入れようか・・」
ネットで検索したところ、お気に入りの妙高杉ノ原スキー場をホームゲレンデにしていた
ZERO.1 JRにたどり着きました。


年末年始、1月の連休と立て続けにZERO.1 キャンプに参加させた甲斐もあり、
娘は、去年よりかなり上達したようにみえました。

しかし、それよりも驚いたのは、同じく今年入会したMさんのお子さんです。
初日はボーゲンでポールの間を滑っていたのですが、3日目にはきれいなパラレルになっていました。
スキーを上達させたいなら、スキースクールに入れるより、ポールに入れた方が早いです。

「うちの子はまだスキーを始めたばかりで、レースなんてとても無理!」
などという心配はありません。
1回のレーシングキャンプで、大会に出しても大丈夫な位には仕上がると思います。


ZERO.1 JRに入れば、スキーが上達するのは確かなのですが、
入会して一番良かったのは、笠谷コーチに出会えたことではないかと思います。

それはレーシングキャンプ最終日の午後のことでした。
ポールと旗をほとんど張り終えた頃、笠谷コーチが
「せっかく張ってもらったのに申し訳ないが、中止にしましょう」
とおっしゃいました。

その日の午後は、リフトが止まらなかったのが不思議なくらい、風が強かったのです。

リフト乗り場まで降りると、風がだいぶおさまってきたようにみえたので、
「せっかくですから、1本だけ滑らせませんか?」
と、誰かが提案しました。

笠谷コーチはしばらく考えたあと、
「いや、やっぱりやめましょう。」

確かに、子供たちが誤って吹き溜まりの中に突っ込んでいったら、大変なことになります。
「笠谷コーチになら安心して子供を預けることができる」
そのとき、私はそう思いました。


それだけではありません。
練習場所の三田原ゲレンデはリフトが長いため、ポールを1本滑るまでかなりの時間がかかります。
笠谷コーチは寒い中、ずっとポールの下にいて、滑り終わった子供たちに指導しているのですが、
滑るのを見るより、待っている時間の方が長いのです。

私はそんな笠谷コーチの姿を見ているうちに、「ボランティア」という言葉が浮かびました。
ZERO.1キャンプは、通常のレーシングキャンプと比較するとかなり安く、
笠谷コーチの指導料は、ほとんどないに等しいと思います。

おそらく、子供たちや、選手を育成することに使命感を持っておられるのでしょう。
そうでなければ、とてもできない仕事だと思います。


そんなZERO.1 JRですが、ここ数年、初期のメンバーが卒業してしまったため、
現在は子供が少なくて淋しい状況です。

来シーズンは、あなたのお子さんも、ZERO.1 JRに入会させてみませんか?
娘も新しいお友達ができて喜ぶことでしょう。


■ZERO.1 JRに入って良かった点
 ・コーチが信頼できる。
 ・コーチは子供を全国中学生スキー大会の本選に送り出した実力者。
 ・ポールの本数が多いので、1本滑る間にいろいろなことを試すことができる。
 ・人数が少ないので待ち時間もなく、丁寧に指導してもらえる。
 ・一般のレーシングキャンプに参加させるより安い。 
 ・「スキーハウス長野」で、スキー用品が安く買える。
  もちろん、チューンナップもOK!

■改善してほしい点
 ・中学生が卒業してしまったため、人数が少なくてちょっと淋しい。

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